GWが終わってしまいました…
白滝の由来を知っていますか。
「しらたき」は糸こんにゃくと変わらないと思っていたのですが。
実は違うらしいです。
オレンジページnetによると、しらたきは白いコンニャクを固める前に小さな穴を通して絞り出したもので、この工程が水しぶきをあげる滝のようにみえることから白滝と名前がついたと言われているそうです。糸こんにゃくはコンニャクを角ばった細長い形に切ったり、型を通して押し出したもので月こんにゃくとも呼ばれるそうな。
じゃあ、しらたきは白なのか?
これは、そういうことではないらしくて、黒くても作り方が上のような感じなら「しらたき」になるそうな。
ちなみに黒いのは生のコンニャク芋を使っているからです。皮をむいて乾燥させて粉にしたものを使うと白くなります。コンニャク芋は、生の芋を手でさわると炎症を起こすような激しいイモで、生食もできないし、加熱してもそんなにおいしくない。栽培にも時間がかかります。(3年以上かけて収穫される場合もある)そんなイモを食用にしておいしく食べているなんて、日本人の知恵はすごいのだな、と、感心してしまいました。
ちなみに下のは近江の国の伝統食品「赤こんにゃく」です。赤い色合いは、色素です。「差義長まつり」で織田信長が赤い長じゅばんを着て踊ったことにちなんだそうです。