学生生活
4年間の流れ
1,2回生で家庭科専攻の必修科目を中心に学び、3回生の基本教育実習に備えます。3回生では、自分の専門分野(分属された研究室のテーマを「専門分野」と言えるように頑張って勉強してください。)に関して、学術雑誌や文献・フィールドワークなど駆使しながら探求していきます。「教員」になること、については、4月に入学後、少しずつ学校に観察に行ったりインターンシップに行ったりして慣れるようカリキュラムが構成されています。授業は8回でひとまとまりになっていて(ターム制)、一年に4タームあります。
1回生
- 4月 入学
- 新入生セミナー(専攻内での学年交流会)
- 5月 五月祭(1,2回生を中心とした大学祭)
- 2月〜 教職インターンシップ
主な授業
生活経営学Ⅰ、被服学Ⅰ、保育学Ⅰ、小学校教科専門科目(各教科の教科内容)など
学校観察実習でのあいさつ運動。
1回生、初々しい!
2回生
教職インターンシップは、行く学校によって時期がまちまちになります。
- 5月〜 介護等体験実習
- 教職インターンシップ
主な授業
初等家庭科教育法、中等家庭科教育法(Ⅰ,Ⅱ)、調理学実習Ⅰ、保育学実習Ⅰなど
3回生
基本実習が9月ごろに3週間あります。
専門科目はさらに高度な知識・スキルを習得するためのものが多くなります。
ぼちぼち自分の進路について考えていく時期でもあります。
- 在学生セミナー
- 基本教育実習
- 教員採用試験対策セミナー、就職活動開始
主な授業
生活研究論Ⅰ、中等家庭科教育法(Ⅲ、Ⅳ)、家庭科基礎演習など
4回生
卒業研究や教職実践演習が控えています。併修実習は複数の校種の免許を取得する人が参加する実習です。
教職実践演習では就職直前に必要なスキルを学びます。自分の好きな内容を学校や子どもに関すること、教科に関することなど自由に選んで学ぶので、他専攻学生と交流する機会にもなるかも。
- 併修実習
- 1月末 卒論提出
- 2月 卒論発表会
主な授業
教職実践演習、家庭科発展演習Ⅰ・Ⅱなど
教育実習の思い出
私は小学校で教育実習を行い、国語・算数・社会・道徳など様々な教科の授業をさせていただきました。1、2回生までは実際に子どもの前で授業を行ったことがなかったので初めて教壇に立ったときはとても緊張しましたが、児童の「わかった!」という声を聞いた時や授業後に児童が「先生の授業分かりやすかったよ」と言いにきてくれた時はとても嬉しく、同時に大学で学んできたことを発揮することが出来たと実感することが出来ました。
高校の教育実習では、乳幼児の発達と親になることを考える授業を行いました。実践の場であるほど目の前にいる生徒の状況を考え、この知識を身につけてほしい、興味を持って考えるようになってほしいとより強く思うようになりました。保育・家族分野の授業は家庭状況が絡むため難しいと感じていましたが、4年間、家政教育専攻で学んだ知識や考え方等が力となり、生徒に興味を持たせ、生徒主体で考えを深める授業展開に生かすことができたと思います。