大阪教育大学 教育学部 学校教員養成課程 教科教育専攻 家政教育コース

卒業生の声03

【入学のきっかけ】
高校生の時にアパレルに関心があり、被服について学べる大学を探していました。
他の大学は女子大だったり、私立大学だったので、国公立大学の中から被服を学べる大学を探していて、
大阪教育大学を選びました。
受験時は教員志望ではありませんでしたが、就職時に役立つと思い、教員免許は取っておきたい
ということもありました。

 

【大学時の思い出】
大学では元々好きだった被服構成の授業やニ年生の時に毎週あった調理学実習の授業が印象に
残っています。実際に自分達で材料を買ってくるところから作って調理をし、食べて片付ける
ところまでを行い、同じ学科の仲間と共に楽しく学びました。
家政教育コースは少人数なので、先生も丁寧に指導してくれました。
3年生からはゼミが始まり、それぞれ関心のある研究室に所属します。
私は被服研究室で新しい染色技法の教材化を研究しました。
家政学では生きるために必要な力を身に付ける幅広い分野があり、大学で家政学を学んでいる
うちに子ども達のためにその重要性を伝えたいと思い、最終的に4年生の時に教員を志望しました。
そのまま大学院へ進み、卒業後は教員として働いています。

今は東京の私立高校で家庭科教員をしていますが、大学で学んだ基本的な授業づくりや教材の作り方、
教授方法や実習経験は大学を卒業して10年経った今でも役立っています。
特に高校では選択科目があるので実習が多く、大学時に学んだ被服構成実習、被服学実験、調理学実習、
調理学実験が現場で活かされているなと感じています。